プログラミングをはじめる

0. 準備体操

子どもたちを相手に講座を実施するとき、プログラミングとは「コンピューターにむかって、コンピューターが分かる『言葉』で『正しく』伝えること」というイメージをを共有します。極力簡単なイメージを持ちながら、『言葉』を使うことと『正確』であることを重視しています。

普段キーボードを使わない・使ったことがない方や、はじめてキーボードでのプログラミングをする子どもたちにはこの準備体操が結構重要です。

「:(コロン)」や「”(ダブルクォーテーション/ダブルクォート)」など普段目にしないような記号をたくさん使います。

あとはショートカットキー。とりあえずよく使うものとして「F1」「F4」「F5」。「F1」は画面をキレイにします(CLSというコマンドのショートカット)。「F4」「F5」は後述。

・・・キーボードに関する情報をもう少し入れたいな。(覚書)

 

1. IchigoJamプログラミングの基本 -その1-

IchigoJamでのプログラミングでは、「IchigoJam BASIC」という言語を使います。

IchigoJamにはLEDがくっついています。まずはこのLEDをつけるためのプログラムからはじめます。

ピンクのマルで囲まれているところにLEDがついています。

1-1. LEDをつける

  • 「LED 1」と入力
  • 「ENTERキー」で実行

  ※「LED」と「1」の間のスペースはなくても大丈夫。あったほうが「見やすい」。

  ※「ENTERキー」のマークは実際の画面には表示されない。

  ※「ENTERキー」を押すときLEDを見てないと光った瞬間が見られず、ちょっと寂しい。

 

1-2. LEDを消す

  • LED0」と入力
  • 「ENTERキー」で実行

「矢印キーの上下(↑・↓)」を使って、点めつしている四角いカーソルを、プログラムが入力されている行に移動し、「ENTERキー」を押すと何度でも実行できます。四角いカーソルは↓これ。

 

1-3. LEDを1回点めつさせる

IchigoJam BASICでは「:(コロン)」を使ってプログラムをつなぐごとができます。まずは試しに次のプログラムを実行してみます。

  • LED1 : LED0」と入力
  • 「ENTERキー」で実行

LED1 」はLEDをつけるプログラム、「 LED0 」はLEDを消すプログラムでした。上のプログラムは「LEDをつけて、消して」というプログラムです。ですが、このままだと「一瞬」しかLEDは点灯しません。プログラムは「正しい」です。

恐らく、プログラムを実行した人の多くは「ついて消える」というイメージを次のように考えます。

「ついて、少ししたら消える」

ここに「正しく」伝える要素があります。「少ししたら」って、人にとっては感覚的に1秒くらい?とか2秒くらいなど、「判断」してしまう「あいまい」な表現。具体的な表現に変えてみます。

「ついて、1秒後に消える」

これだとどうなるか。「つく」「1秒後」「消える」具体的な表現しかないですね。これをプログラムにしてみます。

WAIT 」は「待て」、「60」はIchigoJamにとっての「1秒」です。

 

2. IchigoJamプログラミングの基本 -その2-

その1でのプログラムの書き方は「ダイレクトモード」といいます。「ENTERキー」を押した瞬間が実行のタイミングです。もう1つ「プログラムモード」(あってる?)という書き方があります。「プログラムモード」では、「ENTERキー」を押してもプログラムが実行されず、IchigoJamが一時記憶をする状態になります。

なんだか急に難しい話になった気がする。簡単に言うと

  • ダイレクトモード:買い物中におかんから「あんた卵売り場から卵1パックもってきて~」と言われた瞬間にダッシュ
  • プログラムモード:おかんから「卵1パックとな、牛乳やろ、それからあとちくわ。これお金。釣りは返しいや」と言われてから店に向かう

こんな感じ?(簡単に言った?)

 

とりあえずプログラムモードで入力します(画面は「F1」できれいにしておきます)。

「ENTERキー」を押してもLEDはつきません。このプログラムがしっかり一時保存されているか確認します。

「F1」で画面をキレイにしたら「F4」。

「F4」は「LIST」コマンドのショートカットキーです。プログラムモードで一時保存されているプログラムを表示します。こんな風に表示されればOK。

表示されないときは恐らく「ENTERキー」の押し忘れです。

つづきのプログラムを入力します。「OK」の下から入力しても大丈夫。

もう一度「F1」→「F4」で確認します。

 

いよいよ実行します。「F5」が実行のショートカットキーです(RUN)。

LEDがついて、1秒ほどで消えれば成功。「F5」で何度でも実行できます。

 

プログラムモードで入力したプログラムは、あくまでも「一時記憶」の状態なので、電源を切ると消えてしまいます。

 

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